Unityでつくったアプリ、Aladdin Runnerリリースしました
UnityでAladdin Runnerというランアクションゲームをつくってリリースしました! 着手開始からリリースまでは約1ヶ月半でほぼ一人でつくりました。 週末の空いた時間をつかって作業していたので、実際に作業に費やした時間はもっと少ないです。
▼iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/aladdin-runner/id846489490?l=ja&ls=1&mt=8
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hakuta.arunner
つくった理由
Objective-Cとかcocos2dxを使ってアプリをつくってみたことはあるもののリリースまでやりきったことがなかったので、 一度リリースまでやってみたかったというのが理由になります。(いつも途中で飽きたり、挫折したりで続かなかった)
複雑なゲームをつくろうとすると時間がかかってまた途中で諦めちゃいそうだったので、題材は簡単に遊べるカジュアルゲーム にしました。
やったこと
- 背景、地面、敵、コインなどの自動生成
「ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム」にかかれていたロジックを参考にしました。
- ランキング機能実装(GameCenterとGoogle Playのリーダーボードを使用)
実機でしかデバッグできなかったので、Unityやビルドやプラットフォーム変更に時間がかかり大分苦労しました。。 後から知ったのですがこちら(http://jemast.com/unity/fast-platform-switch)のfast platform switchというAssetを使うとプラットフォーム切り替えがはやくなるらしいです。
また、いろいろ修正しつつ作業していたらさっきまで動いていたものが動かなくなったりしてしまったので、 gitでちゃんとこまめにcommitしつつ作業しないとダメだなと思いました。
- 広告の導入(admobを使用)
こちらのplugin(https://github.com/mikito/unity-admob-plugin)を最初使っていたのですが、 Admob SDKがGoogle Mobile Ads SDKになったので、あとからPlay Games Plugin for Unityを導入した際に競合が発生して動かなくなってしまいました。 下記のページを参考にjavaファイルを修正して解決しました。 https://developers.google.com/mobile-ads-sdk/docs/admob/play-migration?hl=ja
つかったツール
- 無料版Unity4.3
http://japan.unity3d.com/unity/download/
- NGUI (2.7だと無料!)
http://www.tasharen.com/?page_id=140
UnityのGUIより簡単にボタンをつくったり、ラベルをつくったり、アトラスつくったりすることができます。
- Play Games Plugin for Unity
https://github.com/playgameservices/play-games-plugin-for-unity
Android向けにGoogle Playのランキングを使用したかったので使いました。 最初ClassNotFoundExceptions.というエラーが出ていて2日くらい困っていたのですが、運良く修正commitが適用されたので無事解決しました。
参考にした本
- 作者: 浅野祐一,荒川巧也,森信虎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/07/27
- メディア: 大型本
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Unityを全く触ったことがなかったのでサンプルを見つつ、Unityでどんなことができるのか把握することができました。 コーディングするところがほとんどなかったのでプログラミングやったことない人でも十分に理解できると思います。
- 作者: 加藤政樹
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 大型本
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Unityのことというより、ゲームをつくるときの考え方やプログラミングの仕方が丁寧に書いてあって非常に参考になりました。 Aladdin Runnerでも背景や地形の生成のプログラミングをするときに役立ちました。
まとめ
ゲームロジック部分は最初の2週間くらいでできたのですが、iOSとAndroid両方のランキングを実装したり、広告を入れたり、デバッグしたり、リリースのやり方を調べたりというところにすごい時間がかかってしまいました。 ランキングやら広告やらは一度やってしまえば同じものを流用できそうなので、次からはもっと早く完成までもっていけそう。
実際にリリースしてみて、一番感動したのは自分のつくったゲームでいろんな国の人が遊んでくれてるというところです。 なにかモノをつくるのは大変だけど、モノつくりっていいなと思いました。
また別ななにかをつくろうと思います!